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中平つりばし・上渡つりばし


中平の集落は街道から少し登ったところにある。もともとは旧道が集落沿いにあったのだが、10年ほど前に道がガレたため、川床に新道が作られた。
一体に、安部街道は、古来ガレ易く、大雨が降るとたびたび土砂崩れが発生する。



この道や 行く人もなしに 秋の暮れ
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当地は温暖な地ゆえに、東京とは植物相(フローラ)が違い、風景も大きく異なる。
冬になっても葉を落とさない常緑広葉樹林が多いため、風景がどことなく柔らかであるものの、紅葉期には少し物足りない。

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さらに北上、上渡のつりばしに到着。渡という地名の由来は、川の湾曲部の内側の土が堆積したところの意味だそうな。そういえば、清水区にも土という地名があった。
つり橋の恐怖にも大分慣れてきたようだ。つり橋の中央部付近に差し掛かったところで、ガキどもが全員、全速力で戻ってくる。
『わー。走るなバカヤロー。揺れるじゃねえか。怖いだろ。』
『悪いてんとう虫がいっぱいいるんだよ。』
行ってみると、オオニジュウヤホシテントウが大量発生している。やつら、先日見た害虫の図鑑で覚えたらしい。
悪いてんとう虫より、大揺れに揺れたつり橋の方が余程怖かった。
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【上渡のつり橋を望む】
てんとうむし(ウィキペディア)