産女の里奇譚 本文へジャンプ
産女の里奇譚T


今より遡る事、四十余年。
まじなかが小学校4年か5年のことと記憶している。

兎に角、恐ろしく暑い日の出来事だった…。

学校の行事で、静岡市郊外藁科川中州にある『木枯しの森』へ飯盒炊爨に行った時の事である。

勿論。初めてのお泊りである。前日には、飯盒炊爨の為のレトルトカレーやらお菓子を、友人達と買いに行き、準備に余念は無かった。

丸子、吐月峰柴屋寺辺りから、一山越え、藁科川沿いの小さな集落へ到達した。

歩いている時、何気なく見たバス停に、まじなかは愕然とした。

丸子宿(ウィキペディア)